新たな領域を切り拓く、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートの学生たちを応援します。

この度、イギリスの美術系大学院大学 ロイヤル・カレッジ・オブ・アートに、創造的なアートやデザインの力でこれからの時代を切り拓く学生たちを支援することを目的として、ポケモンスカラシップを設置いたしました。
本プログラムでは、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートと株式会社ポケモンによる選考で、修士2年次の学生2名を選出、ポケモン関連企業への訪日プログラムなどを通して、お互いの交流を図ります。

株式会社ポケモン
代表取締役社長
石原 恒和
ポケモンは、これまで新しい技術や新しい領域との掛け算によって、ブランドを進化させてきました。新しい通信技術や位置情報技術、ファッションやアートの領域が代表的です。
このスカラシップにより、未だ定義されていない新しい産業領域や表現領域を切り開く、そんな可能性を持つ学生たちを応援できることを喜ばしく思っています。
この取り組みを通して、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートの学生とポケモンが、より深く交流して、お互いの考え方やクリエイティビティを刺激し合えることを期待しています。

The Pokémon Company × Royal College of Art

学生紹介

ロイヤル・カレッジ・オブ・アートからのコメント

スクール・オブ・デザイン学部長
ポール・アンダーソン
ポケモンとこのクリエイティブなパートナーシップを継続し、お互いにアイデアを出し合い、新たな分野を切り開くことできることをとても誇りに思っています。
ステフ・ジャンプはデザインを通じ、STEM教育分野における男女の平等をより向上させる事を目指しており、多様性、公平性、一体性へのポケモンのコミットメントに非常に共感しています。
スクール・オブ・コミュニケーション学部長
ケリー・カーチス
ポケモンスカラシップは、毎年RCAの学生たちの献身的で先駆的な才能と、世界をより良い場所にするための活動に焦点を当てています。
オリー・キャメロンはその作品を通じて、社会の問題を理解し、浮き彫りにする事を目指しており、この取り組みを通じて彼の創造的なストーリーティングがどの様に発展していくのかをとても楽しみにしています。

ロイヤル・カレッジ・オブ・アートからのコメント

グローバル・イノベーション・デザイン
およびイノベーション・デザイン・エンジニアリング プログラム責任者
ガレス・ラウドン
株式会社ポケモンは、デザインとテクノロジーの分野で先駆的な存在であり続けており、今回第4回目となるポケモンスカラシップを大変喜ばしく思っています。
イノベーション・デザイン・エンジニアリング学科の学生であるミンウク・パンは、『ザ・サード・アイ』というプロジェクトですでに世界的な評価を受けており、この貴重な機会によって彼の作品がどんな新たな高みへと進化していくのかとても楽しみにしています。
スクール・オブ・コミュニケーション学部長
ケリー・カーチス
ロイヤル・カレッジ・オブ・アートが株式会社ポケモンとのこの有意義なパートナーシップを継続し、学生が革新的で未来志向のアイデアやソリューションを実現できるために支援できることを光栄に思います。
今年の奨学生の一人は、エクスペリメンタル・コミュニケーションの学生フィービー・ヘイズです。人々のつながりを通じてコミュニティをひとつにするという彼女の活動は、株式会社ポケモンの「私たちの住む世界を豊かにする」という企業理念とも非常に合致していると考えています。

学部長コメント

スクール・オブ・デザイン
学部長
ポール・アンダーソン氏
「私たちが生きる世界を豊かにする」ことは、株式会社ポケモンと世界中の多くのデザイナーが共有するビジョンです。株式会社ポケモンの当校の学生に対する惜しみない、継続的な支援に深く感謝しています。この奨学金はジョヴァンニとレオンに、世界でもトップクラスの独創的かつ革新的な企業である株式会社ポケモンに学び、クリエイティブなアイデアを交換しあえる機会を与えてくれるでしょう。

学部長コメント

スクール・オブ・デザイン
学部長
ポール・アンダーソン氏
革新的で未来志向デザインで知られる株式会社ポケモンが、初年度に引き続き、当校の学生に対する支援に取り組んでくださることは喜ばしく、この継続的関係を誇りに思います。株式会社ポケモンの惜しみない援助は、スカラシップを受給する学生に、全く新しい文化や、新しい考え方に触れる絶好の機会を与えてくれます。

学部長コメント

スクール・オブ・デザイン
学部長
ポール・アンダーソン氏
デザインとテクノロジーの境界を押し広げることで知られる株式会社ポケモンが、本学の学生の支援を決断されたことは大変喜こばしいことです。株式会社ポケモンの惜しみない援助は、これらの学生の人生を変え、思考とデザインの新たなカルチャーに触れる機会を与えてくれます。
イノベーション・デザイン・エンジニアリングを学ぶ アミール・アフシャールは、新たなテクノロジーが我々の未来に与える影響に焦点を当てた研究を行う、素晴らしい複合分野のデザイナーです。この事実は、拡張・仮想現実が未来の建築に与える影響に関する論文や、AIを使用した動画によるメディア操作防止に挑むハードウェアソリューションの提案などに顕著に表れています。
スクール・オブ・
コミュニケーション
学部長
ラトナ・ラマナータン氏
ポケモンスカラシップは、スクール・オブ・コミュニケーションの学生にとって、新たな手法を、世界が直面する問題、懸念、状況に関連付けて考察する絶好の機会となります。
ジェシー・カーン=トンプソンのような学生にとっては、カルチャー、テクノロジー、オーディエンスを繋ぐ架け橋を築く機会を与えるものです。ジェスは、プログラミングやインタラクティブメディアに長けた、技術に関して最も力のある学生のひとりです。サウンド・デザインのコースに参加しており、今回の株式会社ポケモンによる機会によって、音に関する興味深い作品などが生まれることでしょう。

ロイヤル・カレッジ・オブ・アート

ロイヤル・カレッジ・オブ・アートは、世界でも有数のアートとデザインの大学です。教育と研究に特化し、建築、アート&ヒューマニティーズ、デザイン、コミュニケーションの分野で、MA、MPhil、MRes、PhDの学位を提供しています。

小規模で専門性の高い研究集約型の大学院大学であるRCAはロンドンの中心部に位置し、2000人の学生に向け、世界を変革するアートやデザインのプロジェクトを実現するための機会を提供しています。RCAのアプローチは今日のグローバルな課題を解決するためには、アート、デザイン、創造的思考、科学、エンジニアリング、テクノロジーのすべてがコラボレートするべきである、という前提に基づいたものです。

アドバイザーや著名なビジターに加え、研究者、教員、アート&デザイン分野の実践者など1000名以上の専門家を擁し、アート&デザイン分野に特化した30プログラムを提供。学生は最新の知識に裏づけされた学習と研究を行うことができるのです。

RCAでは、インペリアル・カレッジ・ロンドンやヴィクトリア・アンド・アルバート博物館とのジョイントコースであるInnovationRCAを実施しています。事業、起業、インキュベーション、ビジネスサポートのための中心となるこのInnovationRCAでは、70以上のビジネスアイデアが実現し、英国での750以上の雇用創出につながっています。

RCAの卒業生には、デイヴィッド・アジャイ、クリストファー・ベイリー、モンスター・チェットウィンド、デイヴィッド・ホックニー、トレイシー・エミン、トーマス・ヘザウィック、ルバイナ・ヒミッド、クレア・ワイト・ケラー、ローズ・ワイリーなどが名を連ねています。
イギリスの大学評価機関クアクアレリ・シモンズの「QS世界大学ランキング2021」においては、7年連続で世界有数の美術・デザイン系大学に選ばれました。

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